大磯町内の個人宅や店舗１１２カ所が愛情を込めて手入れしてきた庭や花壇を新緑と花の季節に開放、公開する「大磯オープンガーデン２０２３」の前半の日程が４月21日〜23日に開催された。春の庭を見ようと訪れた人々で会場はにぎわった。

　石神台の広橋さん宅の庭は、斜面を生かした草花の庭。ゆるやかなカーブを描く階段がアクセントとなり、さまざまな角度から庭を眺められる。４月21日時点では、ルピナス、ネモフィラ、オルレアなどが見られた。オープンガーデンに10年以上参加している広橋杏子さんは、「作り込みすぎない自然な庭が好き。デッキからは海も見えるので、海と山、鳥の声や蝶が行き交うのを楽しめます。５月には花の顔ぶれも変わるのでぜひ見に来て」と話していた。

　後半は５月19日（金）〜21日（日）に開催。各日午前10時〜午後４時。主催者（大磯町商工会、おおいそオープンガーデンホーム運営委員会、大磯町観光協会）は公開日、公開時間以外の無断立ち入りなどは避け、ルールを守って観覧するよう呼び掛けている。「道路からお庭をご覧ください」という看板が出ている場合は休憩中や道路から見学する庭のため注意を。

　詳細は同イベントホームページ。