横須賀市自然・人文博物館は、現在開催中の企画展「牧野富太郎がみつめた植物-植物標本が語るもの-」に合わせ、村上哲明氏(東京都立大学教授・牧野標本館館長)による特別講演会を5月20日(土)午後2時から横須賀市文化会館中ホールで行う。
展示と講演会のテーマとなる牧野氏は、現在放送中のNHK連続テレビ小説「らんまん」の主人公のモデルとなった植物学者。市内では田浦泉町や大楠山などを訪れ、多くの新種の植物を発見した。
講演会の内容は、「朝ドラをより深く楽しめる!」と題し、牧野氏の標本や功績を紹介する第1部と、植物研究の面白さについて横須賀の生態系も絡めながら解説する第2部で構成される。
今回の企画展で展示されている植物標本の多くは村上氏が館長を務める同標本館との「標本交換」によるもの。同氏は日本植物分類学会の会長も兼務する。
参加申込不要で、定員は当日先着200人。開場は午後1時30分。
問い合わせは同館【電話】046・824・3688