「こども料理教室」と題したイベントが5月19日、三浦市民交流センターニナイテ研修室で開かれた。市民有志らでつくる団体「みうらっこ食堂」が企画。近隣に住む親子とボランティアを合わせて約30人が参加し、三浦で採れた新鮮な食材を使った料理を一緒に作った。
食育推進を目的に、昨年11月から形を変えて行われている人気の催し。この日のメニューは地元農家から提供された春キャベツがふんだんに入ったお好み焼き、春雨スープ、蒸しスナップエンドウ、いちごスムージーの4品で、開始直後はワイワイと元気な声を響かせていた子どもたちだが、調理に移ると真剣な表情で”ねこの手”になり、キャベツを刻んでいた。最後に完成した料理を口に運ぶと、会場は笑顔であふれた。特にスムージーは好評で「おかわり」を連発していた。
小学1年の娘と参加した30代女性は「皆で協力して作った味は格別なようで子どもも満足そう。料理に興味を持つきっかけになる」と温かな眼差しで見守っていた。