ドイツ文学者で作家の天沼春樹さんやまちづくりに取り組む市民、アートディレクターらを交え、水没した川崎臨海部を想像して語り合う「水猫座談会」があす25日(土)、川崎区鋼管通にある「川崎ファクトリー」で開かれる。同ファクトリーは現在、アートや音楽、演劇など様々なジャンルにわたる祭り「アート・セッション川崎」を実施し、その一環として行われる。 名称は天沼さんの小説『水に棲む猫』にちなむ。地球温暖化により、100年後には海面は2メートル上昇するとされ、その場合、川崎臨海部や川崎区は水没すると予測されている。座談会は被害者が生じない環境づくりなどについて意見交換する。天沼さんのほか、桜本商店街で洋品店を営む脇田彰さん、照明デザイナーでアートディレクターの二反田和樹さん、同ファクトリー主宰者で建築家の渡辺治さんが登壇する。
座談会のほか、歌手の上杉麻子さんとアーティストの坂本紀恵さんによるARTコンサートが行われ、その後、参加者の持ち寄り食材と飲み物による宴会が行われる。
午後7時スタート。参加費は無料だが、投げ銭制で行われる。
問い合わせは、同ファクトリー(【電話】044・344・3640)。
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開催日
2017年11月25日(土)
費用
投げ銭制
問い合わせ
川崎ファクトリー(渡辺治建築都市設計事務所内)
公開日:2017-11-24