相模原市立博物館(高根3の1の15)に、少女漫画『レオと三日月』とコラボレーションした展示コーナーが設置されている。8月31日(木)まで。
木下ほのか氏による同漫画は、星が大好きな主人公・月が廃部寸前の天文部で仲間を増やそうと奮闘しながら恋をする姿を描く青春ラブストーリー。雑誌『りぼん』(集英社)で連載され、人気を集めている。
市観光・シティプロモーション課はコラボレーションについて「相模原市は『宇宙を身近に感じられるまち』を謳っているので、宇宙や天体観測を題材とした『レオと三日月』とのコラボにより、宇宙に興味を持ってもらいたい」と説明。木下氏は星や宇宙に強く関心を抱いており、「漫画を通して子どもたちが天体に興味を持つきっかけづくりをしたい」という思いから作中にも天体の豆知識を随所に織り交ぜているという。
木下氏は「小さい頃から、星空を見上げるのが好きでした。相模原市さんと、このような企画ができてとても光栄です。宇宙を身近に、楽しく感じてもらえたら嬉しいです」とコメントを寄せている。
描き下ろし「さがみん」
同館エントランスに設置された展示コーナーには、木下氏による市のマスコットキャラクター「さがみん」の描き下ろしイラストや直筆サイン色紙、試し読み用の単行本、原画(複製)などが並べられている。原画には学芸員による解説コメントが添えられており、宇宙について気軽に理解を深めることができる。
また、ぬいぐるみを持参して写真を撮ることができるフォトスポットや塗り絵コーナーなども設け、訪れた人が見るだけでなく楽しむことができるよう工夫を凝らしている。同課の担当者は「来た人の思い出に残るような展示にした。展示を見て終わりではなく、プラネタリウムや(近隣にある)JAXAにも立ち寄って学んでもらえたら」と話した。
ノベルティやプレゼント企画も
展示期間中にプラネタリウムを観覧した人のうち、希望者には数量限定でノベルティグッズが配布される(先着順)。
さらに、ツイッターまたはインスタグラムでハッシュタグ「#相模原レオみかコラボ」をつけて投稿するか、はがきに必要事項を記入して応募すると抽選でグッズなどが当たるプレゼント企画も実施する(8月31日(木)締め切り)。
展示に関する詳細・問い合わせは同課【電話】042・707・7045。

木下ほのか氏描き下ろしのさがみんがデザインされたノート