小田原城址公園の藤棚そばにある南堀で、今年もハス(オオガハス)が花を咲かせている。
オオガハスは1951(昭和26)年に千葉市検見川の落合遺跡で発掘された縄文時代のものと測定された実を発芽・開花させたもの。
南堀で群生しているハスは、1979(昭和54)年に株分けされた。7月18日現在、数十輪が開花し、訪問者の目を楽しませている。
小田原城総合管理事務所によると徐々に花をつけ、例年8月中旬頃まで咲く姿を見られるという。朝早く咲き昼頃までに閉じていくため、同事務所は「朝早い時間の観賞がおすすめ」と話す。