切手の楽しさや奥深さを伝えたいと、日本郵趣協会町田支部が８月23日（水）から「趣味の切手展」を市国際版画美術館の市民展示室Ａで行う。入場無料。27日（日）まで。

　「世の中には絶対に一つしかないという切手があります。絵柄や消印の日付、局印など、どんな風に珍しいのか、入手方法の苦労話など、解説文を現物と共に展示します」と話すのは、今年から支部長を務める白鳥信行さん（69）。白鳥さんは小学生の頃から切手収集を続けるベテラン愛好家。小学生の頃、グリコのおまけでついていた海外切手に魅了された。絵柄の種類の多さから、描かれている対象物について調べるうち、発行された時代背景や歴史にも興味が湧いた。「勉強にも役に立ったし、今もボケ防止にとてもよいです。郵便局やオークションなど、常にアンテナを立てています」と白鳥さん。

　同支部では11人のメンバーが月１回の会合を開いており、それぞれが展示する切手や解説を担当。白鳥さんは今回、世界各国で発行され２０００年ごろから集めたポケモン切手を展示する。

　午前10時から午後５時まで（初日は正午から）。詳細・問い合わせは白鳥さん【電話】０４２・７２９・４３５０。

海外のポケモン切手の一例