あさお芸術のまちコンサート「〜For You〜秋空のハーモニー」が9月3日(日)、麻生市民館ホールで開催される。午後2時30分開演。入場無料。主催は同推進委員会、麻生区役所。
誰もが気軽に音楽を楽しめるように、2000年度から区役所ロビーで区民手作りによる「あさおランチタイムコンサート」としてスタート。2009年から現在の名称に変更し、毎年開催されてきた。
第1部
当日は、2部制で行われ、第1部では東京音大出身のソプラノ歌手・高木文華さんとピアニスト・伊藤瑞基さん、若手金管五重奏Remote Brass Tokyoが出演し、演奏を披露する。
第2部
第2部では、国内外で活躍する区内在住の演奏家らと、読売日本交響楽団の協力を得て結成された「あさお芸術のまち合奏団」、区内の小学3年生からシニアまでの公募で結成された85人の「あさお芸術のまち合唱団2023」による合唱が披露される。演奏曲は『ピクニック』『いのちの歌』『モルダウ』など。
同推進委員会の丸山博子さんは「第1部から第2部へ、響きのバトンが未来に輝きをもたらし、平和な未来がずっと続くよう、願いを込めた様々な響きを皆様にお届けしたい」と抱負を語る。
親子3人で参加
8月28日には、同市民館で合奏団と合唱団の初合わせが行われた。今回、親子3人で参加している栗木在住の立花祐一さん(47)、雅人さん(小6)、厚人さん(小4)は、本番を心待ちにする。2022年、厚人さんが参加し、楽しそうだったことから親子3人で応募。祐一さんは「学生時代から『モルダウ』を歌ったことなく、テレワークで時間も作りやすかったので、参加した」と応募の経緯を語る。雅人さんは「楽器を合わせて一つの曲を歌うのが楽しい」と笑顔で話す。厚人さんは「年代が違う人たちが参加していて、いろいろなパートがあるので、一人ひとりの声を聴いてほしい」と見どころを語る。
丸山さんは「これまでつないできた、たったひとつの尊い生命をこれからもつなげていくために、心を込めて歌い表現したい。ふるさと・麻生の未来が希望と夢であふれるものになってほしい。ぜひ多くの方に聞きにきてもらえれば」と話している。
問い合わせは同推進委員会公式ウェブサイト。