「1試合でも多く出場する」  DF27 松長根悠仁選手(中原区出身)<川崎フロンターレ×タウンニュース>

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「1試合でも多く出場する」  DF27 松長根悠仁選手(中原区出身)<川崎フロンターレ×タウンニュース>

「出られる試合には全部出て、一つでも勝利に貢献できるよう頑張りたい」と貪欲な姿勢をみせる。フロンターレU―18から今季トップチームに昇格。3月の湘南戦でデビューし、ここまでリーグ戦2試合とYBCルヴァン杯1試合に出場。3月8日の清水戦は90分出場。「プレー判断などで課題や悔しさが残ったが、トップチームで通用する自信にもなった」。今年のキャンプではトップ選手とのスピードや強度に、力の差を感じるも「体を寄せるスピードが前よりも速くなった」と手応えを口にする。

中原区に愛着

中原区で生まれ育ち、等々力陸上競技場には5歳くらいから足を運ぶ。「子どもの頃は得点が入ったら純粋に喜ぶ。そしてみんなも喜んでいる空間が好きでした」と振り返る。変わらないスタジアムの雰囲気に安心感を覚える。スタジアム近くの駄菓子屋「ことりどう」も小学生時代から通っていた店。1000円札を握りしめ、店に並ぶたくさんの駄菓子を買ったこともよい思い出。数ある商品の中でもお気に入りはココアシガレット。9月30日での閉店を知り「驚きました。残念ですね」と寂しげな表情を見せる。

大戸小、西中原中時代の同級生と月に一度会って食事をするのがリフレッシュの一つ。商業施設「グランツリー武蔵小杉」にも足を運ぶこともあるという。

応援受け活躍誓う

今年初めの商店街回りでは、新丸子商店街を訪れた。中原区でもあまり馴染みのない土地だったが「応援してくれる人がたくさんいた。多くは家長選手が目当てだったと思いますが」と冗談を交えながらも市民やサポーターの温かさを感じた。7月のファン感謝デーのステージパフォーマンスは「試合よりも緊張した」思い出深い出来事。そのファン感ではサポーターの喜ぶ姿を見て、ファンのためにもいっそう活躍したいとの思いを胸に刻む。

公開日:2023-09-28