球技専用スタジアム 収容数増、「ゼロタッチ席」も 29年度末までに完成予定<川崎フロンターレ×タウンニュース>

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球技専用スタジアム 収容数増、「ゼロタッチ席」も 29年度末までに完成予定<川崎フロンターレ×タウンニュース>
観客と競技者が至近なスタジアム(パース)

球技専用スタジアムへの改修が計画されている川崎フロンターレの本拠地・等々力陸上競技場。サイドスタンドとバックスタンドを整備し、収容人数は現在の2万7000人から約3万5000人へと拡大。スタンドとフィールドの距離を縮めた「ゼロタッチ席」など、観客と競技者の一体感を創出する設計で、臨場感溢れる観戦環境や価値を生み出す。競技場がある等々力緑地では他に、等々力アリーナの建て替え、新たな陸上競技場、年間を通して利用できる室内プール、スケートボードコースやバスケットボールのゴールを備えた広場なども整備される予定だ。

いずれも今年度から設計・環境評価手続きを進め、2026年度前後に整備着工。完成した施設から供用開始し、29年度末の工事完成を目指す。

日帰りキャンプ開始

この等々力緑地の再編整備と公園の管理運営を、市と連携し進める川崎とどろきパーク㈱(小井陽介代表)では今、多くの市民らが利用できる機会を提供しようとさまざまなイベントを展開。肉フェスやビアガーデン、愛犬家が集える催しなどに加え、来月10月5日㈭からは「とどろきパークオートキャンプ場」=写真下=をオープン。多目的広場の約3千㎡を活用した日帰り専用キャンプで、テントやタープを設置でき、バーベキューも楽しめる。車を乗り入れでき、スポーツ観戦や釣りなど公園内を満喫したい人にも最適だ。12月24日㈰までのトライアル企画で、同社の担当者は「都心でキャンプを楽しめる貴重な場所。アウトドアが初心者な人も、芝生の上で自宅の庭感覚でくつろいでもらえたら」と話す。

写真は川崎とどろきパーク提供

イベント目白押し

競技場などでは今後、女子プロサッカーWEリーグカップ決勝(10月14日㈯)、ソフトボール・ニトリJDリーグ2023プレーオフ(11月11日㈯、12日㈰)、アイドルフェス(12月2日㈯、3日㈰)、ドッグフェス(12月9日㈯、10日㈰)、BOOSTランニングフェスタ(12月23日㈯)などイベント目白押し。詳細は同社公式ウェブサイト(https://www.kawasaki-todor oki-park.co.jp/)で。

公開日:2023-09-28