飛鳥時代から平安時代の遺跡群
川崎市は10月8日(日)、橘樹官衙遺跡群史跡整備工事地(高津区千年423の1)で、復元中の飛鳥時代の倉庫「正倉」の見学会を行う。
同遺跡群は飛鳥時代から平安時代の遺跡群で、古代橘樹郡の役所跡である橘樹郡家跡と、古代寺院跡である影向寺遺跡で構成されている。
市は2022年度から、史跡公園整備事業に着手。役所跡には、税を納める倉庫「正倉」があったことから、全国初となる飛鳥時代の倉庫1棟の復元工事を行っている。
特殊技法「板校倉」の実演も
当日は、古代の様子を体感してもらおうと、板校倉(いたあぜくら)という特殊な建築技法や古代の大工作業の実演などを間近で見られる。
申込不要・整理券番号順
時間は午後1時30分(受け付け開始1時)から4時(受け付け終了3時30分)まで。小雨決行・荒天翌日に延期。申し込み不要で整理番号順に案内される。
担当者は「駐車場や駐輪場はないので、公共交通機関でお越しください」と呼びかけている。
当日の問合せは市教育委員会文化財課【電話】080・7478・1935。