アート×寄木がコラボした作品展「箱―HAKO―」9日(土)にはトークイベントも

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PR・イベントは終了しました。

 電力王と呼ばれ近代数寄茶人で知られた松永安左ヱ門が晩年を過ごした邸宅・老欅荘(松永記念館内)で12月12日(火)まで、「箱」をテーマにした作品展が開催されている。午前9時から午後4時まで。観覧無料。

 伝統的な寄木細工をモダンな色使いや模様で仕上げる新進気鋭の寄木細工作家・太田憲さんと、生命のあり方をテーマに木彫や陶器作品を発表する現代アーティスト・鈴木雅之さんが「箱」をテーマにコラボした作品展。今夏、同館職員の呼びかけで出会った2人は、会場となる歴史的な建物を生かした作品展にしようとアイデアを出し合い、短期間にも関わらず共同作品も制作。寄木細工の箱の上にひっそり佇む居士が目を引く「箱―HAKO―」や、夜明けをイメージした黒から紺へ変化する寄木細工の壁と蜂の巣の白い灯りのコントラストが印象的な「箱庵」は必見。作品は建物のあらゆる場所に展示されている。

 本日9日(土)、午後1時30分から2時まではアーティスト2人によるトークイベントも開かれる(誰でも参加自由)。午後2時から3時には呈茶(300円)のおもてなしも。問い合わせは松永記念館【電話】0465・23・1377へ。

 

開催日

2017年12月1日(金)~2017年12月12日(火)

住所

神奈川県小田原市松永記念館 老欅荘

問い合わせ

松永記念館

電話

0465-23-1377

0465-23-1377

公開日:2017-12-09

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