二ヶ領用水の歴史を学べる展示会 「史季の郷」で11月末まで@横浜市鶴見区

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二ヶ領用水の歴史を学べる展示会 「史季の郷」で11月末まで@横浜市鶴見区
展示物を紹介する間口さん

 矢向・江ヶ崎・尻手の歴史資料室及び交流室「史季の郷」で11月末まで、「二ヶ領用水」について学べる展示会が開かれている。

 二ヶ領用水は、旧稲毛領と川崎領の二ヶ領の農地に水を引くために江戸時代に建設された人工用水。鶴見川を挟んで川崎寄りの市場・矢向地区は江戸時代に川崎領に属していたため、同用水の恩恵を受けていた。

 今回は、そのような歴史を改めて地元民に知ってほしいと企画。昨夏から川崎市の資料などを読み解き、古くからこの地域に住む高齢者らに聞き取りも行い、資料や地図にまとめた。

 展示では、二ヶ領用水が現在の地図でどこを流れていたかを写真付きで詳しく紹介。また、歴史や今も名前が残る場所などの資料のほか、当時の工事で使用されたとされる道具も展示され、実際に触れることもできる。

 同館の間口健一さんは「かなり具体的な調査を行うことができた。新しく移り住んだ方や若い方にも、ぜひ自分が暮らす地域を知る機会になれば。気軽にお越しください」と呼びかけている。入館無料。火・木の午前10時から正午、土・日の10時から午後4時まで開館。(問)間口さん【携帯電話】090・5434・4378

住所

神奈川県横浜市鶴見区江ケ崎町1番24号

費用

入館無料

問い合わせ

間口さん

電話

090-5434-4378

090-5434-4378

公開日:2023-10-23

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