図書ボランティア「おはなしパン」が作成
平間小学校の児童が学区内にある昔話を知り、歴史を身近に感じてほしいとの思いで大型紙芝居のめくり絵を作成している、図書ボランティア「おはなしパン」。同校の80周年に合わせ、約10カ月かけて制作した作品「ひらまあれこれ」は、ガス橋や銚子塚、南武線など、平間にまつわる話を紹介した。
平間の歴史を大切に
情報収集や、白黒の資料をカラー化するアレンジの難しさなどに苦労しながら台本と絵を作成。歴史的に貴重な銚子塚の絵は、兜の細かい部分にもこだわり、特に力を入れた。同ボランティアの今野由佳さんは「準備は大変なこともあるけれど、反応が内容が響いているように感じられてうれしい。子どもたちが平間の歴史を知り、大切にしてほしい」と話した。