横浜市営地下鉄ブルーラインの上永谷駅から徒歩3分。丸山台いちょう坂商店街で自転車、バイクショップのYOU SHOPマルヤス港南を営む本間泰輔さん。新車販売から、修理まで二輪に関することなら何でも対応しています。さらに本間さんは丸山台いちょう坂商店街の会長。二輪車の面白さ。そして、商店街会長として、地域のつながりの重要性を語って頂きました。
バイクはレジャーだ
危険で大変なイメージのあるバイク
なんとなく、危険なイメージもあるバイク。しかし、本間さんは「ただの移動手段ではなく『かっこいい』乗り物なんです」と語ります。自身もXSR900など2台のバイクに乗るライダー。「バイクに乗った時の爽快感は他では味わえない。それが魅力です。とりあえず乗ってみてほしい」と本間さん。
- 「バイクは女性でも乗れますし、若い人でも乗れます。また、40代、50代から始めても遅くない。どんなバイクでも爽快感は変わらないので、体力に合ったバイクをご案内します!」
自転車もその人に合ったものを
自転車も販売してるYOU SHOPマルヤス港南
イチオシは写真の商品です。子どもを持つ、お母さんが乗りやすいよう、タイヤは小さめな設計。これ以外にもお客さん一人ひとりの要望に耳を傾け、必要としている商品を提供しています。
どんな修理にも対応
また、修理にも対応しているYOU SHOPマルヤス港南。自転車、バイクに限らずどんなものでも直すことができます。
発電機、車いす修理の経験も
- 「故障の症状を見れば、『どのあたりに原因がありそうだな~』というのが分かります。だから、最短の時間で直すことができる。また、発電機や車いすを修理したこともありますが、それは若い頃からしっかりと修行と経験をしてきたからできることです」
本間さんは実家もバイク屋さん。高校を卒業後、浜松にあるヤマハの施設でしっかりとバイクについて学びました。そして23歳の時、丸山台に店をオープン。数々の修理を経験したことで、今では「何でも直せます!」と胸を張ります。
お困りごとは何でもYOU SHOPマルヤス港南へ
丸山台いちょう坂商店街の会長も務める
母の言葉で会長に
丸山台いちょう坂商店街の会長を12年間務めている本間さん。また、4年前から港南区商店街連合会の会長でもあります。しかし「この町に来てからの数年は、自分のことで精一杯。街に何かできるといったことはありませんでした」と振り返ります。
ところが、5年、10年と経つうちに変化。「母から言われた『この町で商売をさせてもらっているのなら、この街のためになることをしなさい』という言葉を思い出しました」そこから商店街の活動に関わるようになり、32歳で会長になりました。
街行く人が「挨拶し合う」商店街
本間さんが会長に就任する以前は「隣近所で挨拶し合うような関係はなかった」と言います。「若い人が商店街の活動に参加していなかったから、商店街としてのイベントが少なかった。だから、お互い知り合いにもならなかった」
そこで、本間さんは「丸山大ホコテン」や「ハロウィーンイベント」などを企画。徐々に交流の輪が広がり、本取材中にも、街行く人(小学生から大人まで)が互いに挨拶をし合う様子が見られました。「商店街のみんなでゴルフコンペもやっている。終わると、商店街の店で宴会をやるんです」と交流の輪はさらに密になっています。
街の中で全て完結する街
こうした地域のつながりを作った理由について「商店街の中で完結することが大切なんです」と語ります。「誕生日にはケーキ屋でケーキを買い、網戸が壊れれば雑貨屋へ行く。体調を崩せば目の前の病院に行くし、祝い事があれば懐石料理の店に行く。全て商店街にあります。そして、自転車やバイクが必要であれば、みんなYOU SHOPマルヤス港南に来ます。お互いのことを良く知っている間柄。どんなことでも話が早く進みます」
他商店街とも連携
港南区商店街連合会の会長も務める本間さん。情報交換にも積極的です。「それぞれのイベントを助け合うこともあります。他の商店街の人は、商店街で行われるイベントについて良く知っているので、心強くもあります。区商連とすれば、近隣の南区、戸塚区、栄区の商店街とも何かやってみたいですね。
「世代交代についても考える」
「世代交代についてはめちゃくちゃ考えている」と話す本間さん。イベントの際には若い人材の力も使いながらの運営を心掛けています。「『この街に住みたい、この街で商売をしてみたい』という人をもっともっと増やしたい。もし、どこかの街で商売を始めたいという方がいたら、ぜひご連絡を!」と呼びかけています。
- 自転車、バイクの購入・修理、また商店街についての問い合わせは下記電話番号(YOU SHOPマルヤス港南)へ。