金沢区のシーサイドライン金沢八景駅で11月15日、鉄道災害を想定した合同訓練が行われた。
秋の火災予防運動に合わせて、災害対応能力の向上や関係機関の連携強化を目的に企画。横浜シーサイドライン、金沢警察署、磯子警察署、金沢消防署から、総勢83人が参加した。訓練は同駅に向かう列車内で、不審者が乗客に暴行、放火をした想定で実施。駅員は車内に残った乗客の避難誘導や通報、警察は被疑者の確保、消防隊や救急隊は消火や救出・搬送活動など、各機関がそれぞれの立場で必要な対応を確認し、実践した。
訓練を終えて金沢消防署の間正勝司署長は「近年、このような災害を目にする機会が増えている。各機関での連携を強化し、市民の安全・安心のために備えていきたい」と話した。