小田原市浜町にある志村屋米穀店が今年の3月から5月に期間限定でオープンしたレストラン「ノーマ京都」で使用された「緑米」(農薬化学肥料不使用)の新米販売を開始した。
緑米は粘り気と甘みが特徴のもち米の一種。同米穀店では15年前に生産者が集まるイベントをきっかけに仕入販売を行い、6、7年前から緑米を作り始めた。
緑米が使用された「ノーマ京都」は「世界のベストレストラン50」で1位を5回獲得したデンマークのレストラン「ノーマ」が期間限定でオープンしたポップアップレストラン。メイン料理で使う緑米を全国から調達し、同米穀店の米が選ばれた。店主の志村成則さんは「全国の緑米の中から選ばれたことは大変光栄なこと」と振り返った。
今年は緑米の田んぼ面積を広げたこともあり、例年よりも1・5倍の収穫量だった。志村さんは「たくさんの人に緑米を体験してもらいたい」と話した。
200g/540円。店頭や同米穀店のオンラインショップから購入できる。同米穀店【電話】0465・24・2224