相模原市南区新戸にある古刹、常福寺の紅葉が見ごろを迎えている。
同寺院にはイロハカエデやツツジ、桜などが植えられる。特に紅葉の時期は、色付いた庭園を写真に収めようと、散策に訪れる人も多いという。創建700年の記念事業として、2016年に庭を整備。同寺院の原和彦住職によると、以前から植えられていたモミジに合わせて造られたそう。桜と紅葉の時期には、「住職の気まぐれライトアップ」も行われ、夜の散策を楽しむ人もいる。
さまざまな樹木が植えられるが、根元のコケには枯れ葉が落ちていない。住職らが毎日、庭作業をするためだ。原住職は「落ち葉があると騒がしい。お寺は静かに自分と向き合うところだからね」と話した。