〈メダカーズ100メンバー大募集〉小田原市のめだかサポーターの会らがメダカ保全の担い手を募集!

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〈メダカーズ100メンバー大募集〉小田原市のめだかサポーターの会らがメダカ保全の担い手を募集!
プロジェクト発表会に訪れた関係者ら

小田原市鬼柳・桑原の野生メダカ保全活動に取り組むめだかサポーターの会ら、3つの市民グループが12月10日、UMECOで「メダカーズ100」のプロジェクト発表を行った。

野生メダカの生息に欠かせない田んぼを守るため、休耕田の復活からそこで収穫した米の販売まで、地元農家と連携しながら活動してきた同会らだが、実働の担い手が高齢化し継続が困難になっていた。保全活動の周知のため、2021年からは稲刈りや田植えを体験する一般向けイベントを開催してきた。

今回のプロジェクトでは、同エリアの稲作や休耕田の復活、ビオトープづくりや外来種の除去による生物多様性の維持などに継続的に関わることができる担い手100人を募集する。専門家を招いた勉強会も開催予定で、保全活動への理解や思いを育てていくという。24年4月上旬から活動を始める。環境保全活動に参加するきっかけを提供する「SAVE JAPANプロジェクト」の一環として行われるもので、同HP(https://savejapan-pj.net/sj2023/kanagawa/event/100.html)から応募できる。

募集期間は24年3月末まで。同会の村田幸一さん(76)は「現金での報酬はありませんが、新米が届きます。生き物たちとの触れ合いの喜びと、土と格闘する充足感だけがご褒美となることをご理解ください」と話す。休耕田の復活や米の販売に携わってきた奥津洋一さん(63)は「自然とのふれあいや環境問題への理解が生まれるプロジェクト。若い人が興味を持ち、助けてくれたらうれしい」と話している。

開催日

2024年3月31日(日)
までが募集期間
2024年4月上旬~活動開始

住所

神奈川県小田原市鬼柳

公開日:2023-12-30

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