新年を祝い、おめでたいものを集めた企画展「はちはくでお正月」が、子安町の桑都日本遺産センター八王子博物館(はちはく)で1月28日(日)まで開催されている。
旧家に伝わる恵比寿・大黒天の像や縁起物の八王子だるま、今も市内で作られている押絵羽子板をはじめ、伝統芸能の八王子車人形で五穀豊穣や天下泰平の願いを込めて演じられる演目「三番叟」の衣装を展示。かつて庶民の娯楽として親しまれていた写し絵の種板、辰年にちなんだ龍の柄の祝着などもある。
入館無料。午前10時から午後7時まで。問い合わせは同館【電話】042・622・8939。
車人形の実演も
企画展に合わせて、八王子車人形のミニ公演が1月6日に同館で催された。八王子車人形西川古柳座の西川柳玉さんが、おめでたい演目の「三番叟」や辰年にちなんだ「龍の舞」などを披露。演目や人形の解説、操作体験なども行われ、約60人の観客を楽しませた。