横浜市緑区内にある旧奥津邸長屋門(新治町887)で現在、雛人形とつるし雛などが展示されている。3月19日(火)まで。
長屋門は江戸時代末期に建てられたとされ、2002年度に横浜市認定歴史的建造物となっている。現在、屋内の一室に所狭しと飾られた色とりどりのつるし雛などが、訪れる人の目を楽しませている。
つるし雛は、区内で活動しているボランティア団体「布クラフト部会」のメンバーが制作したもの。今年は干支にちなみ、布製の「辰」の置物も作って展示した。同部会の山内ユミ子会長は「作品を発表する場があることがありがたい。見た人の『わーっ』という歓声を聞くとうれしいですね」と笑顔で語った。
午前9時から午後5時まで。展示は毎週月曜が休み。入場無料。
問い合わせは、にいはる里山交流センター【電話】045・931・4947。