金沢区の少年少女サッカークラブ「富岡サッカークラブ」が3月3日(日)、設立50周年を記念した「とみおかSDGsいちば」を開く。時間は午前10時から午後3時で、入場無料。会場は能見台グラウンド=金沢区能見台1の38。
同チームは1974年に設立され、金沢区や磯子区の小学校に通う児童たちが所属する。サッカーを教えるだけでなく、子どもたちが人間力を育み、社会でたくましく生きる力を身に付けるための「子(己)育てコミュニティ」として活動を展開。昨年11月には地域と教育、サッカーを結びつける活動をより一層進めていくために、神奈川県の「かながわSDGsパートナー」に登録した。
職業・防災体験も
今回は設立50周年に合わせ、サッカー体験にとどまらないイベントを初めて企画。地域防災や職業体験などの内容も盛り込み、地域をつなぐイベントを目指す。同チームの石場靖浩代表は「地元の人々が気軽に集まり、楽しみながら学べる場にできれば」と話す。
当日は様々な企業や団体が協力。ドローンや重機などを用いた職業体験、防災・災害対策に関連したキャンピングカーの展示や心肺蘇生法ワークショップなどを行う。また、地元食材を使った食事を販売するキッチンカーの出店、元Jリーガーによるサッカー教室、eスポーツや昔遊びなどの体験もある。
小雨決行、雨天の場合は当日午前6時に同チームのホームページやフェイスブックページで開催可否を掲載。問い合わせは石場代表【メール】tomioka1974ishiba@gmail.com。