厚木市出身の映画プロデューサー・神品信市氏が手がけた、映画『レディ加賀』が3月15日から「あつぎの映画館kiki」で上映される。それに先駆け、3月7日には同氏や監督を務めた雑賀俊朗さんらが厚木市役所を訪れ、山口貴裕市長に上映を報告した。
この映画は、石川県の加賀温泉郷を舞台に、実際にあった同温泉のプロモーションチームに着想を得て企画された。小芝風花さん演じる若女将たちが、タップダンスを通じて町おこしに奮闘するハートフルストーリー。
神品氏が手掛けた作品が市内で上映されるのは2作品目。また今作品は配給収入の5%が能登半島地震への義援金として寄付されるという。「自身が関わった映画を地元で上映できることが大変うれしい。被災地に映画を通じて元気を届けたい」と神品氏。山口市長は「厚木での上映をとても楽しみにしている。見た方には行ってみたい、応援したいと感じてもらい、オール厚木で支援を進めていきたい」と話した。kikiでの上映は3月15日から28日(木)を予定。