三浦に拠点を置く塗装店や市外の塗料販売店で構成する「三浦塗装工業組合」(浅葉洋介組合長)は4月20日と21日、剣崎小学校でCSR活動を行った。体育館の外壁や扉を塗り替えたほか、色鮮やかな虹も描いた。
地元の塗装職人たちが約半世紀にわたって取り組んできた社会貢献事業で、1993年には厚生大臣から表彰も受けた。これまで学校や市民センター、公園などで実施してきたが、今回は過去最大規模の作業となった。
来春から南下浦小と統合する剣崎小。施設は南下浦小を使うため、残り1年ほどで廃校となる。浅葉組合長は「歴史ある剣崎小がなくなるのは寂しいけれど、だからこそ最後に花を添える機会を得られたことがうれしい」と笑みを浮かべた。