行政の事業を受託　業務拡大中

JR南武線、新城駅前のアーケード商店街の中にあるダンウェイ株式会社（高橋陽子代表取締役）は障害者児の就労支援をサポートしている会社です。

川崎市・横浜市などの地域を主に、障害児・障害者の良いところを伸ばし、労働生産性を追求し、社会への自立( 障害者雇用 )を目指すため、知的、身体、精神、発達障害の方々の支援を行っています。

• ダンウェイ（株）では、川崎市や静岡市、埼玉県などの事業を受託するなど業務拡大中につき、現在一緒に働く仲間を募集しています。

障害のある子を持つ高橋社長の想いから創業

ダンウェイの創業は２０１１年。重度の知的障害者の息子を持つ高橋さんは、親として受け止められない時期もあった中で、障害者児の取り巻く環境の課題に直面。「待っていても変わらない。自ら課題を解決しよう。息子を含む、多くの障害がある方の秘めた能力を発掘・開花していきたい」と周囲の後押しもあり、会社を立ち上げました。

就労支援から始め、就労前に生活力や社会での実践力を高める支援や、放課後等ディサービスも展開。障害者の思いに寄り添い、「できた！」を積み上げることで、将来に向けて「生きる力」を養うための支援として「その人なりの自立」を目指し、活動を続けています。

障害者の特性・能力を可視化するカルテを独自開発

その事業の一つが、独自に開発し、特許を取得したキャリアサポートカルテ「シームレスバディⓇ」です。

• 障害者の特性や能力を可視化するツールで、色や数の概念、対人スキル、言語理解といった約300項目を確認し指標化。得意分野や職業能力が明確になることで、個々の目標設定がしやすく、適性を活かしたマッチングや働きやすい職場環境づくりに活かすことができます。

企業導入事例

例えば、（株）コネクトアラウンドが運営する６次化農業ビジネス＆実習施設「FUN EAT MAKERS 武蔵新城」では、このシームレスバディⓇを活用。障害者の潜在能力を可視化し、水耕栽培の手順を言葉ではなく概念からわかるように図や色分け、写真を使って明示化することで、重度の知的障害者が理解できるように業務をマニュアル化しています。その結果、野菜の生産・加工・出荷・受発注管理アップの支援をすることができているそうです。

その他にも、インテル社との協働で、重度の知的障害者や高齢者でも扱いやすいホームページ制作ソフト「ICT治具」や、文部科学省が公示した新学習指導要領「生きる力」に必要なオリジナルデジタル教材を提供するなど、事業を展開しています。

• それらの事業展開によって他社や行政と連携、協働する機会が増え、業務内容も拡大しています。

募集職種

そんなダンウェイでは、明るく、元気、前向きなメンバーが揃っています。障害のあるスタッフが管理職を務め、週４日時差出勤したり、育児休業、企業休業も推奨。高齢者雇用、パート社員から正社員への登用制度もあるほか、バックグラウンドに合わせたキャリアアップも応援しています。

高橋社長は「業務も拡大しているところなので、様々なチャレンジができる人を大歓迎です」と話しています。人が好きな人、スポーツ経験や、友人や身内に障害がある人なども歓迎しているとのことです。

■障害者 就労移行支援・就労継続支援B型・自立訓練（生活訓練）

• 職業指導員　生活支援員　（正社員・パート契約社員）

■障害児 放課後等ディサービス

• 児童指導員　（正社員・パート契約社員）

■経験・資格

• 経験不問　※必要な経験があれば尚可（研修制度あり）
• 障害福祉サービス経験者　児童指導員等　以上の方を歓迎します

■労働条件