定額運賃回数券「ぷら〜とかみおおおか」導入
京浜急行電鉄株式会社、株式会社京急百貨店、京急横浜自動車株式会社は27日から、京急百貨店3階駐車場内に京急タクシー専用乗り場を設置し、定額運賃回数券「ぷら〜とかみおおおか」を導入した。
京急電鉄(株)を始めとする京急グループは、沿線の価値向上を目的として、さまざまな移動手段拡充を行っているが、今回の事業もその一環。
導入された「ぷら〜とかみおおおか」は京急タクシー専用の定額回数券で、1枚の利用で送迎可能なエリア(東エリア=上大岡東1丁目、2丁目、大岡4丁目・西エリア=大久保2丁目、3丁目、港南2丁目)まで1回、乗車することができる。料金は11枚綴りで東エリア専用券7100円、西エリア専用券8100円。このエリア内で「空車」の京急タクシーを止めて、回数券を利用することも可能だが、降車場所は京急百貨店のみとなる。エリアは丘陵住宅地でありながら、百貨店への来店頻度が高い人が住んでいるとして設定された。販売場所は京急百貨店6階総合サービスカウンターと地下1階食品サービスカウンター。
京急電鉄(株)は導入の目的について「既存交通を補完する手段。免許返納などで自家用車が利用できなくなった場合にも移動手段を提供できる」としている。
なお、今回設置された乗り場からは、通常運賃でエリア外に行くことも可能。
詳細問い合わせは京急ご案内センター【電話】03・5789・8686。