幸区の東小倉町内会(成川慎一会長)は住民によるまち歩きやワークショップなどを開き、3年がかりで地区防災計画を策定するなど、地域防災に力を入れている。毎年11月の防災訓練は交流イベントを兼ね、親子で楽しく学ぶ催してとて賑わいを見せる。
同町内会では2022年と23年に、川崎市の活動応援補助金を活用して「防災ボトル」を約600個購入。ウォーターボトルの中にLEDライト、ホイッスル、アルミシートなどが入っており、持ち運びできることもあって、いざという時の備えに保管している。
成川会長は「備えをしっかりすることが住民の安全や安心を守ることにつながる」と話す。