<生田団地自治会> 「つるし雛」 飾り10年目 住宅建替中も集会所彩る【2023年3月3日号】

シェアする
<生田団地自治会> 「つるし雛」 飾り10年目 住宅建替中も集会所彩る【2023年3月3日号】
飾り付け当日に参加した(中央から時計周り)井上会長、太田弘子さん、佐藤さん、山口初江さん、東海林さん

 生田団地自治会(井上佶会長/生田3の16)の集会所に2月27日、「つるし雛」が飾り付けられた。4月中旬まで一般に公開している。

 住民の佐藤弘子さん(94)が趣味で作っていたつるし雛を、集会所に飾るようになり10年目。2016年ごろからは佐藤さんが「先生」となり、近隣住民にも指導を続けてきた。今年は佐藤さんを含む5人の作品を展示。軍手で作った人形や十二支をイメージした飾りが新たに増えた。東海林金子さん(74)は「作って作りっぱなしではかわいそうなので、展示はいつも楽しみ」と笑顔に。佐藤さんは「作るのも飾るのも、しまうのも大変」と話しながら、充実感をにじませた。

 同団地は昨春から5棟中2棟の建て替え工事が始まり、全棟の工事完了は27年度の予定。佐藤さんは宮前区に仮住まい中で、メンバーが指導を受けに足を運んでいるという。井上会長は「展示や催しを続けて、新しく住む皆さんにも横のつながりを感じてもらいたい」と話している。

 集会所は午前9時頃〜午後5時頃に開放。工事の関係で、団地入口は府中街道側から枡形中学校方面に向かう坂の途中。4月後半からは端午の節句に合わせたつるし飾りに入れ替える。

 

川崎市町内会・自治会ページ

住所

神奈川県川崎市多摩区生田3の16

公開日:2023-03-03

関連タグ

同じ特集の記事