阪神・淡路大震災を契機に、鷺沼町会(持田和夫会長)は毎年、鷺沼小で大規模防災訓練を実施している。約600人が参加し、起震車やAED、消火器の使い方などを体験。町会役員たちは避難所開設訓練や応急給水訓練も行うなど、防災に対する意識が高い。
同町会では2022年、川崎市の活動応援補助金を活用して「防災ボトル」を約1100個購入。ウォーターボトルの中に、LEDライト、ホイッスル、圧縮タオル、個包装マスク、防災ガイドが入っており、防災倉庫に保管されている。
持田会長は「災害はいつ起こるかわからない。想定外がないように、できるだけの準備はしていきたい」と話す。