外出機会の創出と地元・土橋を再発見してもらおうと、土橋町内会(大久保透会長)は11月28日まで、町内にある17カ所の掲示板をクイズに答えながら巡るイベント「土橋ウォーク」を開催している。
昨年に続き2回目。今回のテーマは「防災」。各掲示板に掲げられたクイズには「防災倉庫」や「避難場所」など、万一の災害に見舞われたときに役立つ情報や、町内にある施設などを参加者に理解してもらう工夫が盛り込まれている。
初日となった20日、同町内はスタート時に配られる「土橋町内会略図」を手にする住人の姿が多く見られた。略図には掲示板のほか、暗い道や不審者、車に注意を呼び掛けるマークを表記。今回は、災害時に上水道が断水した際に飲み水が配られる施設が追加された。ゴールした60代男性は「とても良い企画なので来年もやってもらいたい」と感想。大久保会長は「イベントが浸透してきたのではないか。掲示板の周知も進めることができた」と手ごたえを話す。解答はイベント終了後に同町内会のウェブサイト上で公開。
昨年は約600人が参加。好評だったことを受け、2回目が決定した。