葉山町長柄の葉山にこにこ保育園(松尾真弓園長)は4月、未就園児の子育て親子を対象とした「子育て広場わらべの里(愛称・ハグもぐ)」を開所し、地域の子育て支援に乗り出した。
同園の柱は「食と遊び」。ハグもぐでも、園専属の管理栄養士が離乳食講座を開いたり、保護者用に保育園の給食を弁当にして提供したりしている。おもちゃは、木製でデザイン性が高く、子どもの興味を引くものをそろえている。
4回目の利用だという多田智恵子さん(32)は2歳と2カ月の子ども2人と来館。「上の子と遊んでいるときに、下の子の面倒を見てくれるので助かる。栄養満点の子どもの食事を出してくれるだけでなく、親にコーヒーを出してくれたことに感動した。家だとコーヒーが出てくるなんてないから」と広場の魅力を語った。
土曜日の午前中は園近くにある虹の広場で宝物探しなどをする「ハグもぐファミリーデイ」を開催。「平日、休みの少ないお父さんも一緒に自然を感じながら遊びましょう」と同園。
ハグもぐの開館日時は月・火・木・金・土曜日、午前9時30分から午後2時30分(3部制)。1部の利用は3組まで。料金は1回90分で1家族300円(離乳食、駐車場、広場利用料込み)。保護者用にこにこランチ(弁当)は別途1食300円。
申し込みは利用前日の午後3時までに【携帯電話】070・7363・6379