新江ノ島水族館で4月に誕生したゴマフアザラシ(メス)の愛称が「ココア」に決まり、6月30日に命名式が行われた。
命名者は横浜市在住の井口みのりさん(6)。目がチョコレートのようにきらきらしている姿と母親の愛称である「ココ」に由来して名付けた。母親の愛称が入っていたことや名前の響きがよかったことなどが選定理由となった。
同館では同9日まで館内で愛称を募集していた。応募総数は5510件。「ココア」は全体で5番目に多い68件の応募があり、同愛称応募多数のため抽選で命名者が選ばれた。井口さんには賞品として同館の年間パスポートとアザラシの特大ぬいぐるみが贈られた。井口さんは「命名者になってびっくりしました。すごくうれしいです」とコメントした。
ココアは4月、同館生まれでは初のゴマフアザラシとして誕生。同館によると最近では自分で魚を食べられるようになり、母親のココと一緒に生活しているという。担当者は「これからもココアの成長をあたたかく見守って」と呼び掛けている。
午前9時から午後5時(午後4時最終入場)。問い合わせは同館【電話】0466・29・9960。