横浜緑ケ丘高校の創立100周年を記念して、同窓生による音楽祭が9月23日(月・振休)、神奈川県立音楽堂=西区紅葉坂=で開催される。
昨年100周年を迎えた同校。新体育館の完成にあわせて来年記念式典を開催することから、3年間にわたり記念事業を実施しているという。
当日は3部構成で、同校卒業生でプロとして活躍する演奏家や音楽愛好家が多数集結するほか、吹奏楽部やクラシックギター部の現役高校生など、総勢約200人が出演する。
60人の合唱団も
この音楽祭のための合唱団も結成された。同窓生で構成される「牧陵合唱団」が主体となり、大人数の合唱で100周年を盛り上げようと今年3月からメンバー集めに奔走。各合唱団に所属する卒業生に呼びかけたところ、約60人が集まった。「合唱経験者が多く練習もスムーズ。80代から在校生まで幅広い年齢層の合唱団になった」と発起人の市原義国さん(76)=磯子区東町。主催の同事業委員会では「同窓生だけでなく、地域の方や受験生などにもぜひご覧いただければ」と来場を呼びかけている。
出演者はテノール・篠崎義昭、マリンバ・市瀬孝子、ソプラノ・小島和子、ピアノ・島田桂子、合唱指揮・相澤宏一、琵琶・室井三紀、バリトン・鴨川太郎ほか(順不同・敬称略)。
午後3時開演、当日券あり、入場料1千円。詳細は牧陵会HP。(問)【電話】045・664・9020(月〜木、10〜16時)。