東急田園都市線/大井町線・溝の口駅とJR南武線・武蔵溝ノ口駅を繋ぎ、多くの人が行きかう歩行者通行スペース「溝口駅前キラリデッキ」。ここに、地域の人たちが音楽やダンスなどを発表できるステージが誕生します。
11月9日(土)・10日(日)は、音楽&ダンス イベント!
11月9日(土)・10日(日)には川崎市市制100周年&ステージ設置を記念し、こけら落としイベント「ここから未来フェスタ in みぞのくち ~あなたも街の音楽家~」を開催!誰でも見られる野外イベントなので、溝口の新たなランドマーク誕生の瞬間に立ち会い、ぜひ音楽・ダンスを間近で楽しんでみませんか?
さらに、10日夜には『今すぐKiss Me』などの大ヒット曲を生んだバンド・LINDBERGが、洗足学園音楽大学の前田ホールに登場し、今回の取り組みをライブで応援!要チェックです。※こちらはチケット制。購入は以下参照
◆ ここから未来フェスタ in みぞのくち ~あなたも街の音楽家~ ◆
日時:11月9日(土)10:45~17:35/ 11月10日(日)10:50~17:20
場所:溝口駅前キラリデッキ ※荒天中止。中止の場合はホームページでお知らせ
HP:https://kokokaramirai.jp/event/
◆ LINDBERG「ここから未来プロジェクト」応援ライブ ~ かわさきでもっと愛しあいましょ ~ ◆
日時: 2024年11月10日(日) 19:00開演 (開場18:30) ※雨天決行
場所: 洗足学園音楽大学・前田ホール(溝の口駅・武蔵溝ノ口駅より徒歩8分)
チケット:全席自由 3,000円 ※ローソンチケットで販売
LINDBERG| (ローソンチケット) (l-tike.com)
元JUDY AND MARYのドラマー、五十嵐さんが奔走
川崎市市制100周年記念事業「ここから未来プロジェクト」と題したこの取り組み。溝口から音楽を発信しようと立ち上がり、このプロジェクトの中心となって奔走してきたのは、『そばかす』『クラシック』などで大ヒットを記録したロックバンド、元JUDY AND MARYのドラマー・五十嵐公太さんです。
五十嵐さんは高津区の出身。現在は音楽活動のほか、社会奉仕団体である川崎西ロータリークラブに所属し、地域活動にも取り組んでいます。そんななか、地域や音楽について地元の大学や企業等関係者と話し合っていくうちに、溝口駅前にステージを設置する構想がどんどん膨らんでいったそう。
地元企業の(株)豊受の取締役社長・水越大輔さんたちと案を練り、その後、市制100周年の川崎市と相談。具体化へと動き出しました。
高津区役所も美化を計画していたキラリデッキ
実はステージが設置されたこの場所、以前は喫煙場所でゴミが捨てられていることもあるなど、高津区役所も美化を計画していた場所でした。そのため五十嵐さんたちは、高津区役所とも相談。市や区、地域からのさまざまな思いが合致し、取り組みは市制100周年記念事業として本格的にスタートすることに。
「いろんな人の想いが重なって、取り組みが始まりました」と五十嵐さんは振り返ります。
7月には五十嵐さんを会長に、事業に賛同するメンバーで「ここから未来プロジェクト推進協議会準備会」を設立しました。
どんなプロジェクト?
「ここから未来プロジェクト」は、地域の人が利用できる公共ステージを設置することで、川崎市が進める「音楽のまち・かわさき」を溝口から促進しようという取り組み。川崎の新たなランドマークを創り、溝口から川崎の明るい未来創出を目指します。
ステージは音楽やダンス等の発表の場として、幼稚園や商店会、そのほか地域のさまざまな人が利用できるよう、今後、利用方法やルール等も準備会で検討されます。
平常時は憩いの空間に
ステージ両側には高津区役所による芝生やベンチの設置も。ステージ利用のない平常時は、木の温もりを感じる憩いのオープンスペースとなる予定。2025年度以降は屋根の設置も目指します。
「音楽と地域」五十嵐さんの思いは
かつてはストリートミュージシャンが演奏を披露する場でもあった溝口駅前ですが、こうした活動が難しくなった今、五十嵐さんは「ルール作りをすることで、いろんな人が発信する場に、音楽を間近に感じる場にならないか」と思い描いていたそう。
- 今後、地域で活用されていくステージを「ぜひ温かい目で見てもらえたら。みんなで『溝口』や『音楽のまち・かわさき』を盛り上げていきたい」と語りました。