海側のイメージが強い湘南・茅ヶ崎。あまり語られることのない北部地域には、小高い山と森に囲まれた穏やかな里山風景が広がっています。そんなエリアの中心に位置する県立茅ケ崎里山公園で2023年に産声を上げた、食・農・音楽を融合したフリーイベント「HARVEST PARK」が2024年も開催されることが発表されました。
▼当日の様子はこちら
■食・農・音楽を中心に様々なコンテンツが秋の里山を彩る
2023年に初開催し、大盛況に終わったフリーイベント「HARVEST PARK」。2024年もCaravanさんが声掛けをした素晴らしいミュージシャンや、イベントの趣旨に共感した地元の農家さんや企業たちが秋の里山に集います。
【イベント概要】
名 称 HARVEST PARK(ハーベストパーク)
開 催 2024年11月3日(日・祝) 10:00~16:00(荒天中止)
会 場 県立茅ケ崎里山公園
入場料金 無料
来場者数 15,000名(見込み)
出 演 アーティスト5組 トークセッション登壇3~4組
出 店 約50ブース+WS/パフォーマー
主 催 HARVEST PARK実行委員会
後 援 茅ヶ崎市 ほか
■【★10/22更新】会場までのアクセス情報!JR茅ヶ崎駅と小田急湘南台駅からシャトルバスが運行します
お車でお越しの場合、公園にはパーキングがありますが駐車台数に限りがあり、満車になってしまう事も予想されます。
なるべく公共交通機関、シャトルバス、タクシーなどをご利用ください。(会場には美味しいお酒の提供もあります!)
公共交通機関(電車・バス)でお越しの場合
【茅ヶ崎駅から】 JR茅ヶ崎駅北口から、茅50系統 小出二本松経由文教大学行きバス「芹沢入口」 下車・徒歩約5分
【湘南台駅から】 小田急・相鉄・横浜市営地下鉄 湘南台駅西口から、湘17系統 文教大学行きバス「芹沢入口」下車・徒歩約5分タクシーご利用の場合
茅ヶ崎駅、小田急湘南台駅から約20分。 4人でタクシーに乗合して頂くと一人5〜600円位で到着できると思います。
シャトルバスでお越しの場合
JR茅ヶ崎駅、小田急湘南台駅、それぞれの駅からシャトルバスを連行します。
乗車は無料ですが、よかったらドネーション(寄付)をお願いします。
HARVEST PARKは無料のイベントとなっています。趣旨にご理解いただき、皆さまの温かいご支援をお願いいたします。シャトルバス時刻表
JR茅ヶ崎駅 シャトルバス発着所詳細MAP
小田急湘南台駅 シャトルバス発着所詳細MAP
茅ケ崎里山公園 シャトルバス発着所詳細MAP
■【★10/1更新】出演アーティスト第一弾発表!
Caravan
幼少時代を南米ベネズエラの首都カラカスで送り、その後転々と放浪生活。高校時代にバンドを結成、ギタリストとして活動。2001年よりソロに転身。全国を旅しながらライブを重ね、活動の幅を広げてゆく。2004年4月にはインディーズデビューし、Aaron fieldより2枚のアルバムを発表。その翌年にはメジャーデビューを果たす。
1台のバスで北海道から種子島までを回る全国ツアーや、数々の野外フェスに参加。2011年には自身のアトリエ “Studio Byrd”を完成させ、2012年プライベートレーベル“ Slow Flow Music”を立ち上げた。
これまでにDonavon Frankenreiter、Calexico、Tommy Guerrero、Ray Barbee、The Photons、Beautiful Girls、SLIP、Sim Redmond Band等、多くの来日アーティストのオープニングアクトや共演を果たし、YUKI(ハミングバード、ワゴン)、SMAP(モアイ)、渡辺美里(Glory、Hello Again)を始め、楽曲の提供も手掛けている。
現在は茅ヶ崎をベースに各地のLiveやフェスに出演しつつ、時間がある時は里山エリアで野菜や米の生産にも精力的に活動している。本イベントのオーガナイザーのひとりでもある。
NakamuraEmi
様々な職種を経験する中で、色々なジャンルの音楽に出会い、歌とフロウの間を行き来する独特なスタイルを確立。小柄な体からは想像できないほどパワフルに吐き出されるリリックとメロディーは心の奥底に突き刺さる。
2016年1月20日、日本コロムビアよりメジャーデビューアルバム『NIPPONNO ONNAWO UTAU BEST』をリリース。収録楽曲の「YAMABIKO」が全国のCSやFM/AMラジオ52局でパワープレイを獲得。メジャーデビューから1年、2017年3月8日に2nd アルバム『NIPPONNO ONNAWO UTAU Vol.4』を、そして5月24日にTVアニメ「笑ゥせぇるすまんNEW」のオープニングテーマ「Don’t」が収録された主題歌シングルをリリース。2018年3月21日に3rd Album『NIPPONNO ONNAWO URAU Vol.5』をリリースし、全国22か所を巡る全国ツアーを開催した。Volkswagenとのタイアップがきっかけでスタートしたコラボレーション企画の中で新曲「相棒」を書き下ろし、 10月17日にデジタル配信、11月3日に1,000枚限定生産の7inchアナログをリリース。2019年2月20日にはMajor 4thアルバム『NIPPONNO ONNAWO UTAU Vol.6』をリリースし、 全国24か所をまわるツアーを開催。10月にはNHK Eテレ アニメ「ラディアン」第2シリーズのエンディングテーマ「ちっとも知らなかった」をデジタルリリース。12月にはライブ盤「“NIPPONNO ONNAWO UTAU Vol.6” RELEASE TOUR LIVE!」をデジタルリリースした。2020年2月5日、『NIPPONNO ONNAWO UTAU BEST2』をリリースし、アコースティックver、バンドverの配信ライブを行った。2021年、3ヶ月連続デジタルリリースと題し、4月16日第1弾デジタルシングル「私の仕事」、5月21日第2弾「投げキッス」、6月18日第3弾「drop by drop」をリリース、6月2日にはドラマParavi「にぶんのいち夫婦」エンディングテーマ「1の次は」をデジタルリリースした。7月21日には、メジャー6枚目のアルバム『Momi』をリリース、9月からはアルバムを携えた全国25公演のツアーを行った。2022年3月16日には集英社HAPPY PLUSイメージシング「一目惚れ」を配信リリース。9月16日には自身初コラボとなる、藤原さくらとのマッシュアップソング「The MOON × 星なんて言わず」を配信リリース。
2023年7月8日、初の8cmSingleとデジタル配信にて「究極の休日」がリリース。カップリングには、初のカバー曲「WOW WAR TONIGHT~時には起こせよムーヴメント~」 (H Jungle with t)も収録。2023年11月10日には、2作連続8cmSingleとデジタル配信「白昼夢」がリリースされ、カップリングには「新時代」(Ado)を収録。
2024年3月8日にリリースされた「晴るく」が8cmSingleとデジタル配信3作目となり、カップリングには「楓」(スピッツ)が収録された。2024年5月29日に7枚目のアルバム「KICKS」のリリース。札幌を皮切りに約2年6ヶ月ぶりとなる全27公演の全国ツアーNakamuraEmi「KICKS Release Tour 2024」を開催。7月3日にはアルバム「KICKS」のアナログをリリース。
児玉奈央
2005年唄とマンドリン、ギターからなるアコースティック・ユニット ”YoLeYoLe”を結成。湘南を拠点に全国の野外イベントやカフェ等数多くのライブツアーを行い、各地で人気を得る。
2009年1st Solo Album『MAKER』 を、2010年2nd Album『SPARK』をリリース。2011年7月 “児玉奈央と青柳拓次” 名義で、カバーアルバム『Family Songs』を発売。
2013年4月永野亮プロデュースによるミニアルバム『MAGIC HOUR』をライブ会場とオンラインショップ限定でリリース。
2019年4月、セルフプロデュースによる9年振りのニューアルバム『IN YOUR BOX』をリリースし、アルバムリリースツアーを開催。
2019年12月Kan Sanoとの共作シングル「瀬戸際のマーマレード / SUIMENKA Destiny」を配信でリリース、2020年2月同シングルを限定7inchでアナログ化。
現在はソロでの活動を中心に「Fuji Rock Festival」「頂」などの野外フェスやイベントに多数出演。TV-CMソングの歌唱でも活躍中。心地良く柔らかいながらも、時に力強い唄は人の心にまっすぐ届く。印象的なその唄声に魅了されるファンが多い。
おおはた雄一
シンガー・ソングライター、ギタリスト。オリジナルアルバム10 枚のほか、カバー盤やインスト盤など多数の作品を発表。代表曲「おだやかな暮らし」はさまざまなアーティストにカバーされている。
楽曲提供や、レコーディングセッションへの参加、映画の劇伴・主題歌、CM 音楽・ナレーション、舞台の音楽制作、プラネタリウムのサウンドトラック制作な ど、多方面で活動中。
アコースティックギターで紡がれる弾き語りと、ルーツ色溢れるスライドギターなどを得意とし、シンプルで豊かな音楽を生み出すアーティスト。
■一人ひとりの心に収穫を。“HARVEST PARK”に込められた想い
2023年11月3日、文化の日。雲一つない青空の下、普段は人の行き来が多くない長閑な茅ヶ崎北部の里山エリアに15,000人の来場者が集まりました。
会場は茅ケ崎里山公園の多目的広場。広大な芝生が広がる空間に立ち並ぶ、フードや地場野菜、雑貨、アート作品、ワークショップなどの出店ブースの数々。その中心に設営されたステージから流れる心地よいオーガニックな音楽。爽やかな気候の中、開放的な空気感に誰もが日々の喧騒を忘れ、リラックスした時間を過ごしていました。
そんなピースフルなイベントを立ち上げたのは、シンガーソングライター・Caravanさんと、里山エリアで不耕起栽培を営む八一農園を中心とした実行委員会メンバーの皆さん。これだけの規模のイベントを一から手作りで運営する、その熱意の源は「美しい里山風景をより美しい姿で残したい」という想い。
穏やかな景色の広がる里山エリアですが、一方で人の目が行き届かず、悲しいことに深刻な不法投棄やごみ問題という“闇”の一面が生まれているのが現実です。
そんな里山エリアに「光を当てたい」と彼らが始めたのが、このHARVEST PARK。イベントに込めた想いやそこに至るまでの詳細のお話は次の記事にまとめています。バックグラウンドを知ってから参加することで、より充実した時間を楽しめるのではないでしょうか。
「茅ヶ崎の北部で楽しい一日を過ごしてもらい、五感を通じて里山エリアを体感してもらうことで、自らが地域や未来に対して意識を向けてもらうきっかけとしてほしい」と語る彼ら。“HARVEST”の直訳は“収穫”。地域の食や農、音楽やアートから一人ひとりの心が何かを感じ取り、気づきや想いを収穫して持ち帰っていく。
ともすれば重く暗く聞こえてしまうかもしれないイベントメッセージ。それをポジティブでピースフルな表現に置き換えて、純粋に“楽しい”という感情を通じてラフに感じ取ってもらう。挑戦ともいえる彼らのアプローチが、2024年はどんな実を結実させるのか今から楽しみですね。
文化の日に最高の”収穫”体験を
文化の日とは、「自由と平和を愛し、文化をすすめる」ことが趣旨の国民の祝日。
あまり知られていないけど実はそんな意味を持った日に、ぜひ茅ヶ崎北部の里山で、この素敵に楽しい一日を過ごしてみてはいかがでしょうか。
関連ページ
HARVEST PARK HP
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神奈川県立茅ケ崎里山公園
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八一農園