箱根町立郷土資料館が12月15日(日)まで、企画展「生誕200年福住正兄〜箱根の近代開発の先駆」を開催している。
福住正兄は箱根の近代開発に尽力した郷土の偉人で、湯本村の財政立て直しや小田原・湯本間の新道開削や馬車鉄道の敷設などに携わった。また二宮尊徳の弟子でもあり、著作『二宮翁夜話』は、報徳仕法の手引書として知られている。
企画展では二宮尊徳や福沢諭吉からの書簡や、正兄が記した日記など約100点の関連資料を展示。福住正兄の足跡を辿りながら箱根の近代化を知ることができる。
(問)同館【電話】0460・85・7601