三崎漁港の新たな海業振興を目指し市が取り組む用地利活用プロジェクトを巡り、あり方を市民目線で考える団体の設立総会が12月11日㈬、うらりマルシェ2階の市民ホールで開かれる。
「新海業プロジェクト」と銘打った事業。うらりや三崎まぐろ加工センターがある計3haが対象で、市が5月に優先権者を興和グループ(本社・名古屋市)に選定した。老朽化したうらりの大規模改修を含め、民間が費用負担する前提で、市は来年3月に同社との基本協定締結を目指している。
ただ、現状では同グループの提案内容は公表されておらず、計画の全容は見通せていない。こうした背景から活用のあり方を市民や事業者目線で考えようと団体を発足させることにした。
当日は午後3時から同プロジェクトについて語り合う会を実施。4時10分から団体の設立総会を行う。いずれも一般参加可能。