江島神社で11月29日、来年の干支にちなみ、「ヘビ」が描かれた大絵馬のお披露目式が行われた。
絵馬の大きさは高さ2・5m、横幅2・6m
同神社の美術顧問を務める日本画家の片岡華陽さんが手掛けた。3人の子どもが張り子のヘビなどを宝船を模した引き車に積んで歩く様子が、丸みのあるタッチで描かれている。
同神社によると、脱皮を繰り返すヘビは復活と再生を連想させ、不老不死の象徴となり、繁栄を意味する。湿地を好むことから水を司ると信じられ、五穀豊穣の祈りにもつながった。弁財天の使いとして同神社との縁も深いという。
相原侑一郎権宮司は「めでたいヘビ。皆さんが実りある一年になれば」と願いを込めた。