改装中のダイナシティウエスト(中里)に、アートで華やかに彩られた空間が出現した。1階の食品売り場の一角、仮囲いの壁一面に展示されているのは、NPO法人アール・ド・ヴィーヴル(萩原美由紀理事長)のメンバーによる作品だ。
アートを中心とする創作活動を通し、知的障害がある人の自立を応援する同法人。市内久野の事業所で、絵画や織物、造形、陶芸、作品をモチーフにしたグッズ製作などで利用者の就労支援を行っている。
最近は企業や商店街からの依頼で壁画アートにも取り組んでいるメンバーたち。今回はダイナシティから依頼を受け、同法人のアートディレクターで美術家の中津川浩章さんの指示のもと、スタッフらが7歳から40代のメンバー20人の作品約100点を展示した。中には横1m、高さ3mにもなる合同作品もある。
「改装中、お客様に楽しんでいただけたら」とダイナシティの新保克紀支配人。萩原さんは「一人ひとり個性が違うので、作品もバラエティ豊かです。癒しの空間を提供できたらうれしいです」と話している。
PR・イベントは終了しました。

開催日
2018年3月6日(火)~2018年5月31日(木)
約3カ月間を予定
問い合わせ
0465-49-8111
公開日:2018-04-20