県指定の認知症疾患医療センターとして
精神科単科の病院として1931年に開設し、今年設立94年を迎える「藤沢病院」。現在のように精神科医療の重要性が注目される以前から、地域に先駆け、専門的な精神医療に取り組んできた同院は、介護サービスを提供する介護老人保健施設「清流苑」、福祉サービスを提供する自立訓練施設など、その時代のニーズに合わせて法人として取り組むべき事業を増やしてきた。
現在は、村岡地域包括支援センターや認知症疾患医療センター(連携型)の受託により、医療・介護・福祉を、利用者・患者・地域の人々に切れ目なく提供できるよう、法人内における「地域包括ケアシステム」の確立を目指し日々研鑽に励んでいる。同院では「2025年は、これからの地域医療計画を念頭に、さらにその役割を果たしていく」と誓う。