葉山町堀内出身の小玉みのり珠成さん(25)が主宰する、パフォーマンス団体「ナポンダフ」が2月22日㈯~~24日㈪、森山神社境内(一色)で旗揚げ公演を行う。「〇〇のぼやきvol・1in葉山」と題した舞台は、葉山の誰もが知る「物体=〇〇」が見ている景色や人、動物との関係を語りと踊りで表現する。
同団体は日本大学芸術学部演劇学科出身の小玉さんと、同期の福原けいと恵音さん(25)が「また一緒に何かやろう」と、意気投合し2022年に立ち上げた。
葉山町制100周年に合わせ、葉山での公演に向けて町を歩きながらアイデアを練り、ビーチサンダルの「げんべい」、名島の鳥居、森戸海岸の消波ブロックにスポットを当て、それぞれ15分ほどのショートストーリーに仕立てた。
昨年9月には12人のメンバー全員で3日間の滞在制作を実施。実際の場所を見に行ったり、町民に話を聞いたりして町への理解を深めていった。
舞台は主人公の「物体」の語りと、4人のパフォーマーの「踊り」で展開する。二人は「自然と調和する表現アプローチは故郷の魅力再発見につながると思う」と話す。
時間は22日は午後4時から、23日・24日は1時からと4時から。無料(フリーカンパ制)、全席自由(野外)。
地元飲食店や雑貨などの出店もあり。22日は100周年PR大使のミューシーも登場する