ギャラリーさざれ石(大磯町大磯1174)で、能面作家岩崎久人さん=人物風土記で紹介=の作品展が3月23日(金)から4月3日(火)まで開催される。
岩崎さんは1945年生まれ。彫刻家の望月秀晃さんに木彫を学び、30歳のころから独学で能の面(おもて)を打つ。金春流シテ方の守屋与四巳さんに入門し、能の稽古にも勤しんだ。
これまでに打った面は200を超え、現行曲の多くの演目で岩崎さんの面が使われている。寒川神社や国立能楽堂、狂言師野村万作さんなどからの依頼による制作も。面打ちであるのと同時に、自作の面を付けて能楽堂に立ち、「羽衣」「弱法師」「角田川」を舞った。面の会主宰。神奈川県工芸美術会常任委員。
大磯町では初となる個展では、翁、父尉(ちちのじょう)、小面、若女、孫次郎、般若、創作面の業平のほか、猫や布袋、阿修羅、大日如来の木彫、梵字の書などを紹介する。観覧無料。時間は午前11時から午後6時まで。水曜日・木曜日休廊。
初日23日の午後4時からオープニングパーティー、25日(日)午後2時から岩崎さんによる作品解説などのギャラリートークが行われる。
問い合わせは同ギャラリー【電話】0463・67・9662。
PR・イベントは終了しました。
開催日
2018年3月23日(金)~2018年4月3日(火)
問い合わせ
ギャラリーさざれ石
公開日:2018-03-19