終点の江川ポンプ場前
日本気象協会が発表した梅雨入り予想によると、関東甲信は6月上旬で平年並みになるという。武蔵新城駅の南口から続く約2・5Kmの江川せせらぎ遊歩道の終点、江川ポンプ場前に梅雨の訪れを感じさせるように色鮮やかなアジサイの花が咲き、道行く人々の目を楽しませている(5月23日時点)。
川にはコイやカモも
下水道整備により河川としての役割を終えた江川の跡地を利用した同所。「湧水の小路」「桜のプロムナード」などの8つのエリアに分かれ、テーマごとに植物が配置されて風景を眺めながら散歩が楽しめる水と緑が豊かな遊歩道だ。川ではコイが泳ぎ、カモがくつろいでいる姿も見られる。ベンチで休んでいた女性は「緑に囲まれた中で、静かに流れる水の心地よい音に耳を澄ませていた。区民にとって身近にある憩いのスポットですね」と笑顔を見せた。
梅雨入り前の貴重な晴れ間が続く間が、散策の機会となりそうだ。