都筑区で活動する「小児がん支援レモネードパーク(荻原沙織代表)」が今年も6月14日(土)、センター南駅前のライブスポットで「全国一斉レモネードスタンド2025」を開催、レモネードなどの販売を行う。午前11時から午後3時。
きっかけはアメリカ
レモネードスタンドは、アメリカで子どもの小遣い稼ぎのイベントとして定着していたもの。小児がんの少女が「自身と同じ病気の子どものために」とレモネードの売上金を寄付したことをきっかけに、毎年6月12日を「レモネードスタンドの日」とし、同様の活動が広がりつつある。
「ひとりじゃないよ」
「レモネードパーク」は、2021年に長男を小児がんで亡くした荻原さんが翌22年に発足させた。長男への思いや小児がんの子どもとその家族を支援することなどを目的に、レモネードスタンドを開催。23年度からは、「応援の循環」を目指し、SNSなどで呼びかけ、6月12日に近い週末に「全国一斉」イベントを実施している。初年度の開催参加は27カ所だったが、今年は50カ所を超える勢いで増えている。
当日のレモネードの売り上げは、日本小児がん研究グループなどに寄付される。
また当日は午後2時から、小児がんで亡くなった子どもたちに思いを馳せる「願いのシャボン玉リリース」も実施する。