樽町連合町内会(小泉亨会長)は6月15日(日)、樽町しょうぶ公園で「たるまち防災・防犯フェア」を初開催する。
同町内会では例年、近隣の樽町中学校体育館で防災訓練が行われていたが、体育館が現在リニューアル工事中のため、多くの人が集まれる同公園での開催が決定した。
地域住民のアンケートで防犯・防災への関心が高いことが明らかになり、今回の企画につながった。アンケートは、樽町が目指す「人の輪が広がり、顔が見えるまち」「みんなが助け合い、心のふれあうまち」「明るく挨拶、声をかけあう住みよいまち」の実現に向け、住民の意見や課題を把握するために実施されたもの。防犯、防災、交通安全が「取り組んでほしい分野」で最も高い関心を集め、回答者の60%以上が重要だと回答している。
フェア当日は、地震の揺れ体験のほか、消防車の展示、子ども向け消防服での記念撮影、消火器体験、樽町避難所と備品の紹介、ペット避難に関する情報提供、防災用品の販売などが行われる。防犯分野では、パトカー・白バイとの記念撮影、家庭用防犯カメラの紹介、樽町防犯パトロールの紹介を予定している。来場者には防災または防犯グッズが数量限定でプレゼントされる。
開催時間は午前10時から正午まで。雨天時は樽町地域ケアプラザ内で開催される。
小泉会長は「付近に新築戸建てやマンションが建ち並び、子育て世帯が増えてきた。フェアにしたことで、楽しみながら防災・防犯を学んでもらえたら」と多くの人の参加を呼びかけている。