港南区八六商店ら「横浜に根付かせたい」
港南区丸山台のハム・ソーセージ専門店デリカテッセン ミュンヘンを運営する(株)八六商店らが7月上旬に「第1回 横浜七夕祭り」を山下公園(中区山下町)で開催する。企画担当者の小野将仁さんは「平塚の七夕祭りのように横浜に根付かせたい」と来場を促す。
横浜七夕祭りは、八六商店と千代田加工紙販売(株)(戸塚区)、エックスイベント企画(有)(戸塚区)からなる横浜七夕祭り実行委員会が企画・運営するイベント。きっかけは、2年程前に八六商店の村田建仁代表取締役が、都市公園を活用して魅力あるまちづくりに寄与する横浜市の「はま・ゆめパーク」に七夕祭りの企画を応募したこと。昨年11月頃に、市と山下公園活用の調整がつき、2025年の年明けから急ピッチで準備を進めてきた。
さまざまな企画用意
七夕祭りは7月5日(土)、6日(日)の午前10時から午後9時まで。来場者には、短冊に願いを書いてもらい笹に飾るアトラクションを用意。夜には天の川プロジェクションマッピングを投影し、幻想的な雰囲気を演出する。山下公園の芝生広場、おまつり広場などを中心に横浜に店舗を構える老舗飲食店やキッチンカー、物販など約60社の出店を想定している。また、ステージエリアでは著名人のトークショーとライブ、のど自慢大会、ヨコハマ大道芸、キッズダンス、小学生トランペット鼓隊の演奏も用意。小野さんは「昼はご家族で、夜はカップルなどで楽しんでほしい。2日限りのイベントだが、来年も継続してできるような地域に根差した七夕祭りにしたい」と意気込みを語る。
企画の後援は横浜市、横浜市観光協会、横浜商工会議所、神奈川県、FMヨコハマ、協力が京急アドエンタープライズ。
横浜七夕祭りの詳細やイベント内容などはHPで確認できる。