【横浜市庁舎跡地の行方vol.2】活気あふれるグルメゾーン

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【横浜市庁舎跡地の行方vol.2】活気あふれるグルメゾーン
小型店舗が集う飲食ゾーンのパース(提供)

JR関内駅前の横浜市庁舎跡地に来春グランドオープン予定の「BASEGATE横浜関内」。その概要やプロジェクトのキーマンを紹介する。

商業エリアの一角には、34の小型店舗が集う国内最大級の飲食ゾーンがオープン。「かつて貿易で栄え、一旗揚げようと人々が集まった横浜関内の活気を再現したい」と語るのは、飲食ゾーンを担当する三井不動産(株)の関内プロジェクト推進室の渡邉宗大さんだ。

関内プロジェクト推進室の渡邉さん

全店にコの字やL字のカウンターを備え、調理の様子を間近で見ることができるなど「ライブ感」を楽しめる。通路に面したオープンな作りも特徴的だ。渡邉さんは「店の『はしご』も楽しんでほしい」と話す。

店は全て公募により決定。北は北海道から南は鹿児島まで、100店舗以上から申し込みがあった。出店する店の約7割が神奈川県の事業者だという。渡邉さんは「熱量を持って公募に参加していただき、地域に根差した個性あふれる店が揃った。地元の方からも愛される場所にしたい」と話す。イタリアンやフレンチ、エスニック、和食まで、さまざまなジャンルの店が軒を連ねる。

小型店舗が集うゾーンの他に、1店舗ずつ区切られた、落ち着いた雰囲気のゾーンも設ける。ビジネスパーソンをはじめ、20代や30代の若者、ファミリー層など、幅広い世代や利用に応える。

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住所

神奈川県横浜市中区

公開日:2025-06-23

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