小田原市郷土文化館(城内7の8)が10月26日(日)まで、企画展「広報紙でタイムスリップ!昭和の小田原へ」を開催している。入館無料。
小田原市は1941年に初の広報紙「小田原市報」を発刊したが、太平洋戦争の影響で43年に廃刊。戦後の復興期、当時の鈴木十郎市長が「市政の現状を知って認識を深めてもらう」目的で50年に新たな小田原市報(現在の広報おだわら)を発刊し、現在に至る。
企画展は小田原市が発行した広報紙を中心に、昭和の小田原を振り返る展示。広報紙のほか、戦時下の暮らしの道具や60年代後半の市内を写したモノクロ写真と現在を見比べるパネルを設置している。同館の吉野文彬学芸員は「発見と懐かしさに思いをはせてほしい」と来館を呼び掛ける。
期間中は学芸員の展示解説やまち歩きイベントなどを開催。詳細は同館【電話】0465・23・1377。