村富神社(中央区矢部2の7の15)で8月3日(日)に例大祭が開かれる。毎年8月の第1週に行われる恒例行事だ。
神社が創建されたのは延宝元(1673)年。四代将軍家綱の時代にまでさかのぼる。「江戸の豪商」と称された相模屋助右ヱ門という人物が大きく関わってくる。
この地に新田村を開こうと計画した助右ヱ門は「陣羽織を着て、采配を手にし、農民を集め、村人から『おやかた』と尊崇された」と言い伝えられている。神社は開墾前からあった小さな祠を社地とし、新田村の鎮守として創建された。
15時から奉納余興
例大祭では午後3時から奉納余興を楽しむことができる。市立中央中学校吹奏楽部の演奏を皮切りに、3時からすずらんバンドハウスの演奏、4時15分からは矢部囃子連が太鼓と笛の音色で祭り気分を盛り上げる。5時からは各地区の代表13人が参加する自治会カラオケ大会、6時からはモノマネタレントのチャッピーさんが舞台に立つ。御輿の宮入は7時に予定されている。