逗子市の逗子文化プラザで「ずし平和デー」が8月12日(火)まで開催されている。戦争の悲惨さや、平和・命の尊さを次世代に伝えることを目的としたイベントで2011年から行われている。
「近年、ウクライナやガザでの紛争など、世界では多くの命が戦争の犠牲となり、核兵器使用の危険性も現実味を帯びている。日本は戦後80年が過ぎ、平和憲法の下で戦争をしてこなかった唯一の被爆国として、これからも戦争をしないという平和のバトンを引き継いでいく必要がある」と実行委員会は訴える。
期間中は多岐にわたる企画が行われる。1階ギャラリーでは逗子市被爆者の会が「原爆と人間展」を11日(月)まで開く。
11日には逗子・葉山九条の会が「被爆者のことば せかいにとどけ!」と題し、朗読『ひろしまのピカ』(岡崎弥保さん)と被爆者(被団協会員・松本正さん)の証言を聞く会を実施。午後2時~4時。なぎさホールで。料金は1000円(高校生以下無料)。
そのほか、コンサートや子ども向けワークショップなどが予定されている。